塾講師(経営)やめたいと思ったときに

学習塾で塾講師をしている方、「やめたいな~」と思っている方もいると思います。民間教育に今まで育てて頂いた筆者が「あるある!」という視点でみなさんの応援をできればと思います。塾経営に悩んでおられる方も是非ご覧ください。

講師改善計画 ~見た目編~

 今週は暖かいのか寒いのかはっきりしませんね~。そんな気候の中皆さんは元気にお過ごしでしょうか?

 

 今回は講師改善計画として、まず第一歩「服装編」を行います。

講師改善計画は学習塾で勤務されている「もっといい講師になりたい!!」「全然、うまくいかないからやめたい」と思っている方(アルバイト、社員関わらず)に少しでも参考になればと思っています。

拙いアドバイスですがどうぞよろしくお願いします。

 

①清潔感が第一!!

 一番大事なのは見た目に清潔感があることです。

これは男性でも女性でも最も大事な事です。

 

 子どもは気にしていないようでめっちゃ見ていいるんですよね~。

特に中学・高校の女子生徒はめちゃめちゃ気にしていますから、不潔な感じのする講師には一発で心を閉ざします。その後、心を開かせようとしても大変なんです。

なら、塾にいるときは「清潔感のある見た目」をずっとキープしておく方が圧倒的に楽です。

 

清潔感は簡単に言うと

 

・髪はしっかりセットしておくか、まとめておく。

 髪型は個人の自由ですが、「寝癖がついている」や「ぼさぼさ」はNG。

 最低限、整髪料で整えておくことぐらいはした方がいいです。

・爪は深爪ぐらい切っておく。

 爪はめっちゃ見られています。

 特に個別指導の場合は生徒に意図せず触ってしまうこともあります。

 筆者は爪の白い部分が見えないくらいに切っていました。

・ムダ毛はキレイに剃っておく。

 ムダ毛とはヒゲ、鼻毛、脇毛、すね毛などです。

 ヒゲは男性ならわかりますよね。時々勘違いしている人もいますが、

 「無精ヒゲはかっこよくありません!!」

 きちんと手入れをしていてても、塾の中ではヒゲは好かれることが少ないと思ってお 

 いた方がいいでしょう。

 鼻毛は要注意。しっかり鏡を見ていないと気付けませんから。。。

 伸びていると子ども達の間で「鼻毛先生」とありがたいあだ名がつけられます。(筆

 者も言われてました・・・)

 脇毛、すね毛は夏場に注意です。

 特に半袖で勤務される方は袖の隙間からちらりと脇毛が見えたり、ズボンをめくった

 りするとすね毛がこんにちはしたり・・・。

 剃る必要はありませんが、見えないように工夫・処理しておくのは最低限のマナーで

 す。

・靴下を履け!!

 時々、講師の方で靴下を履かない人がいます。草履で出勤するんですね。

 靴下は塾では最低限履きましょう。なぜならほとんどの塾は二足制でスリッパをはく

 からです。

 スリッパは共用のことが多いですから、裸足ではいていたスリッパを後で使うのは嫌 

 ですよね。

 もちろん、共用でなくても二足制でなくても靴下は履いた方がいいですよ。

 すね毛見えなくなるしね。

・臭いに気をつけて!!(香水、口臭など)

 臭いも重要。授業の前には歯を磨くことをお勧めします。

 また、大学生の方や女性の方には香水も気をつけてください。

 実は一番多いクレームが「あの先生、香水がきつい・・・」だったりします

 

 どれも基本的な事ですが、大学生の方は「そこまでしないといけないの?」と感じる方もいるかもしれません。

 

 結論から言うと「必要」です!!

これができていなくて人気講師になることは100%無理です。

 

「子どもだから、そんなこと気にしていないよ!」という侮りが伝わってしまいます。

相手を一人の人間として考えることが大事なんですね。

 

②基本はキレイ系で。

 学習塾では服装をキレイ系にそろえることをお勧めします。

「キレイ系」って?という方は手っ取り早く「スーツ」でそろえればいいのです。

スーツとはジャケットとスラックス、中は襟付きのシャツ、できればネクタイでそろえればよし!!(女性の方はそれに準じた服装がよいかと)

f:id:inotcher:20210223200037j:plain

スーツ姿 例

 塾によってはスーツ着用が義務だったり、私服OKだったりしますよね。

私服がOKであっても「スーツっぽく見える」服装をお勧めします。

例えばジャケパンスタイルとかね。

f:id:inotcher:20210223201341p:plain

ジャケパン例 靴下履いとらんけど・・・。 

 Tシャツにジーパン等の”どカジュアル”な格好はお勧めしません。

子どもはそのいでたちからあなたを「子どもっぽい」と判断します。

それが「なめられる」一歩なのです。

 

➂キレイ系服の注意点

 キレイ系服は着こなし方も大事です。

詳しくはファッション系の雑誌や本で見てもらえた方がいいですが、

初めの第一歩として以下の点に注意してください。

 

・丈を合わせる。

 ジャケットやスーツはシルエットが第一です。

 シルエットが崩れていると「大学生が無理して着てま~す」という感じが出ます。

 ポイントは

 「ジャケットの袖は手首までの長さ」

 「ジャケットの着丈はお尻の真ん中くらいまで」

 「パンツは足元にたるみが出ないように」

 「靴下は黒!!」

 です。

 

・色はダーク系

 色は「黒」「グレー」「ネイビー」がおすすめです。

 まあ、個人の好みの範疇なのですが、芸人さんが着ているようなカラフルなジャケッ 

 トはお勧めしません。

 

・靴はできれば革靴

 こちらは社会人の嗜みとして覚えておいてください。

 大学生の方でも今から守っておくといいです。

 スーツにスニーカーはよほど「おしゃれ」でない限り、ただただ幼く見えます。

 就活に向けた練習だと思ってそろえてみるといいでしょう。

 

 

以上となります。

 

 もちろんですが塾講師として一番大事なのは「授業」ですよ。

でも、その前提として見た目があるわけです。

つまり「見た目がダメな講師の授業など真剣に聞いてくれない」という事です。

 

 しかし、それは「イケメン」や「美人」であることではなく、最低限「清潔感」を持つことでクリアできます。

もちろん筆者は「イケメン」ではないですし、今まで見てきた人気講師の方には「イケメン」や「美人」でない方もたくさんいました(失礼!!)

 

 最初の「見た目」であなたが不利にならないように、再チェックしてください。

 

 

 

はじめに

みなさん、こんばんわ。

 

バレンタインのこの日からブログを始めました。今回は初回ということでこのブログの説明と注意を書いておきます。ご確認をよろしくお願いします。

内容

このブログでは塾講師や塾経営を行っていて、「やめたいな~」と思っている人に向けて書いていきます。

 

「あるある!」という視点を大事に、プレイヤーの立場をリスペクトして書いていきたいと思います。

 

何より私自身がいつも「塾やめた~い!!」と思いながら塾講師・経営に携わっていました。

 

でも今、民間教育業界から足を洗った筆者だからこそわかる「塾のすばらしさ」や「塾の可能性」を語っていければと思います。

目的

私自身はいずれ民間教育業界(子どもたちってことかな?)に恩返ししたいと思っています。

 

激動が待ち構える教育業界を見据え、「そうだよね!!」と共感してもらえる仲間がどれくらいいるのか?自分の経験や考えがどれくらいの人の賛同を得られるのか?

 

この二点を確かめたいというのがこのブログの設立目的です。

こんな人に見てほしい

塾に講師として勤めている人。特に「やめたーい」と思っている人

塾経営に携わっている人。特に「しんど~い」と思っている人

➂教育に興味のある人

④教育なんか全然興味ない!!という人

まあ、誰でもどうぞ(笑)

 

言い訳注意点

①本ブログの記事はすべて私個人の経験・見解・思いなどから書いています。

 思い間違いや勘違い、読者の方との意見の相違があります。

 単純な間違いに関してはコメントなどでご指摘ください。

 

②毎週末には記事を書こうと思いますが、仕事の繁忙具合で不定期になるかも…。

 

➂時々、教育とは全く関係ないことを書くかもしれません。というか書きます。

 

④記事の内容は特定の個人を中傷したり、貶める意図は一切ありません。

 

⑤ブログの中で大きいキーワードが3つあります

 

 「トライアンドエラーを繰り返せ!」

 

 「『下手くそ』こそエースへの道!」

 

 「『変わる!』と思った時がスタート!」

 

 よく出てきます。

 

最後に

まあ、大袈裟にいっぱい書きましたが、めっちゃフランクに作ってますので気軽にご覧ください!

 

では、今後ともよろしくお願いいたします。